2005年からPythonを使い始め、2010年からCPythonにコントリビュートしています。静的解析ツールの開発に長い間携わっていた後、ここ数年はPythonの高速化に取り組んでいます。彼の学術的および商業的な研究は、Pythonのコンパイラ、仮想マシン、静的解析に重点を置いています。博士号は、動的言語用の仮想マシンの構築に関するもので、412, 590, 626, 659 など、さまざまな PEP の著者でもあります。
現在は、Microsoftの資金提供による "Faster CPython"チームの技術リーダーとして働いています。
東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ボストンの研究機関で客員研究員を経て、2014年11月より株式会社データビークルを創業。
自身のノウハウを活かした拡張アナリティクスツール「dataDiver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に累計50万部を突破した『統計学が最強の学問である』シリーズのほか、『統計学が日本を救う』(中央公論新社)など。
2020年より内閣府EBPM(Evidence Based Policy Making: 科学的根拠に基づく政策立案)アドバイザリーボードメンバーも務める。